七走一坐**肺がんとの共存生活**

わたしは、31歳の時に肺がんステージⅣbを宣告されました。今同じ悩みを抱えている方がいたら少しでも救ってあげたい。そんな想いからブログを書くことにしてみました。

はじめまして❁

こんにちは。

はじめまして。
主にTwitterで色々好きなこと呟いていますが
この度、少しでも纏めて同じがんの方や、闘病している方に勇気や希望を与えられたらいいなと思い、ブログを書くことにしました。
 
まずは自己紹介からしたいと思います。
名前は「はな(仮名)」
北海道生まれ北海道育ち。
31歳の女です。
職業は栄養士
結婚はしていて7歳年下の旦那と
もうすぐ3歳になる娘がいます。
 
 
どうしてがんを見つけられたかというと…
 
半年前から咳が全く止まらず、でも今までそんなに病気をして来なかったわたしは、ただの風邪だと思っていました。
でも凄く激しい咳であったのは間違いありません。
北海道で割と大きな地震があり、停電になった時が本当に酷くて「病院に行きたいなー。でも今は震災中でどこも病院やってないだろうし、我慢するしかないか…」と激しい咳にも耐えていました。
栄養士という立場上、入居者様の為には我が家の食事よりもそちらを優先。何事も必死で頑張るタイプだったのもあり、食糧が流通して来ない間はスーパーをかけ回ったり絶対に食材を切らせない状態を作っていました。
 
 
なので、自分の事は後回し。
 
そうしてるうちに、相変わらず咳は出るものの少し良くなってる時があったんです。
だから「あー、やっぱりそんなに気にする程のことじゃないのかー」と甘く考えいました。
 
何より子どもはまだ小さい為、熱を出して呼ばれたり、ウイルスを貰っては有給を使ったり、皮膚も敏感な子で皮膚科にも連れてかなきゃいけない。予防接種もある。
 
子どもに手がかかるので、有給なんて自分の為には使ってられませんでした。
しかも、施設の栄養士はわたし1人。代わりなんていないんです。
 
そんな中10月の末に健康診断がありました。自覚症状として「咳が止まらない」と書きましたが、診断結果は【著変なし】。
ここでまた「やっぱり咳は気のせいか。咳風邪だったのかな?」と病院に行くチャンスを逃しました。
 
そして12月に入り、仕事も年末年始の献立がようやく終わった頃に夜も寝れない程の咳。息が苦しく、死ぬかと思うレベルでした。
さすがにまずいと思った為、実家の母の仕事が休みの時に子どもをお願いして(子どもも熱があった為)呼吸器内科を受診しました。
 
が、この時も「きっと肺炎と喘息ですね。抗生物質はどれが効くかはわからないので週替えで様子見ましょう」との事でした。
 
あー、やっとこれで咳から解放される。病院来て良かった…
 
この時はそう思ってました。
 
これも誤診。しかもこの呼吸器内科の先生、がん指定医です。
 
そしてこの受診をしたその日から血痰が出るようになりました。黄緑の痰に血が少し混じってる時もあれば、明らかに血だけ!!みたいな時もありました。
でも誰に相談しても「鼻血とかが喉に流れたんじゃない?」と言われるだけ。わたしも、まあそっか。そんな簡単に血なんか出ないもんなーと思ってました。まあ医者でもない人に相談してもそうなりますよね(笑)
 
2週間、しっかり薬は飲みました。吸入?タイプの薬もやりました。
 
でも、咳は良くなるどころかどんどん悪くなる一方。先生もレントゲンを見る度に顰めっ面。
 
「〇〇病院でCTを撮ってきてください」
 
そうして次の日すぐにCTを撮りに行くことになりました。
 
その結果を見た先生は顔色ひとつ変えず、「この白い塊わかる?これの原因を見る為にはここではもう見れないの。総合病院紹介しますね。」と淡々と説明されました。
 
そこには他の臓器の1つなんじゃないかとも思える程の白い丸いたまごくらいのサイズの塊がありました。
この時わたしはまだこの塊ががんだなんて思ってもみませんでした。
 
そして総合病院では、最初結核を疑われました。隔離されて、痰の検査されて…
この時もまだ「結核だったらやだなー…子どもとも会えなくなるし、家族や周りにも移してたら困るしなー」とか呑気に考えてました。
 
でも結果は陰性。
 
ここでもレントゲン、造影剤CT、心電図、心エコー、肺活量検査、採血、採尿…色んなことをされました。
 
その間何度も看護師さんが「もしがんだった時は本人に告知してもいいですか?」って聞くんですよ。いや、そんながんだなんて…って思ってたのに、何度も聞かれるうちに不安になりました。
 
そして診察…
 
先生の顔見た瞬間思いました。わたしはがんだと。若い先生でした。きっとポーカーフェイスはまだ出来ない先生だったのかもしれませんね。
 
でも先生は淡々と平静を装って話します。
変な汗がじわじわ出る中、先生は明日気管支の内視鏡検査をしたいから1日検査入院ですと言ってました。最悪悪性かもしれませんとも最初から言われました。
きっと結核の可能性が潰されたってことはほぼほぼがん確定。それでもわたしは良性であることを願っていました。
 
そして気管支内視鏡検査。
あれはつらいです。苦しいです。呼吸の仕方を忘れてしまう程訳のわからない状況が続きましたが、先生の手早い検査で出血もしっかり止めて頂き、無事病理検査へ。
入院時も「世間話程度に聞いて欲しいんだけど、もし悪性だったら他院とかも紹介できるから、自分が行きたい病院あったらピックアップしといてね!」と主治医。
こんなん世間話でするもんなのか?と疑問しかありませんでしたが、とりあえず軽く聞いておきました。
 
そして年末年始に入ってしまったので、検査結果は2週間後。
 
それまで子どもとたくさん遊びました。
神社やお寺にお参りや相談に行ったりもしました。美味しいものもたくさん食べました。
 
その間にも検査はありました。がんだった時の為に脳のMRIとPET検査。
仕事ももちろんずっと行ってました。
 
そして検査結果当日。
子どもは保育園に預けて、旦那と2人で聞きに行きました。
 
結果説明前にレントゲンを撮り、診察室の前で旦那と「お腹すいたねー。お昼何食べる?〇〇ちゃん(娘)迎えに行って、どっか食べに行こっか!」なんて話してたんです。
 
「〇〇さん(わたしの名前)3番の診察室にお入りください。」
 
遂に呼ばれました。正直心臓破裂するかと思うくらい緊張していました。
 
中に入ると先生がとても複雑な笑顔を作って、わたしに言いました。
 
「まずは前回やった、気管支内視鏡の検査からお見せしますね。ここが右の気管支で、こっちは綺麗なんですよねー」
とか急に拍子抜けする話をし出したので、これはもしかしたらほんとに良性なのかもしれない!!とわたしも、あははと笑いながら先生の話聞いてました。
 
ところが突然…
 
「まあ、結果からお話しますと、悪性腫瘍でした。〇〇さんの場合肺腺癌と扁平上皮癌どちらの性質ももった肺がんということになります。そしてPETの結果、リンパや左のおしり辺り、骨にも転移してると思われます。なのでステージはⅣbです。…」
 
その後先生が何をお話しているのか全く話が入ってきませんでした。ステージについても何も詳しくなかったので(というかそういうの調べると本当に悪性になったりするとかいうから調べなかったんです。)先生がなんだかごちゃごちゃ(手術も放射線も出来なくて抗がん剤で延命的なこと)話してる中に突然質問しました。
 
 
 
 
 
 
 
「あの…もうすぐ死ぬってことですか?」
 
 
 
 
 
 
なんという質問(笑)先生もきっとなんと答えていいかわからなかったでしょうね。
 
「うーん…まあ。皆さんと同じ長生きは出来ないでしょうね。
 
この言葉を最後に周りの音が聞こえなくなりました。
 
そしてどっと涙が溢れてきて、世界がまるで違うものに見えて、明るい未来が暗闇の中に葬られてしまいました。
 
こんなに元気なのに…?
子どもはどうなる…?
どうしてわたし…?
仕事はもうできないの…?
マイホームは…?
ほんとに治らないの…?
 
このまま…死ぬ…の?
 
嘘だよね…誰か嘘だって言ってよ。
何度もそう思いながら泣き崩れました。
 
その間旦那が
抗がん剤で小さくして、それから手術とかもできないんですか?」
と聞いてくれましたが、これもNO。
骨転移があるともう無理らしい。
 
更に追い打ちをかけられ、もうわたしの心のHPは0でした。
先生もこれ以上はお話出来ないならまた後日ということになったので、竦んで立てないわたしを看護師さんが肩を貸してくれました。
 
隣のお部屋で旦那と2人
 
あぁ…この先どうしたらいいんだろう。
死にたくない。
色んな思いが入り交じり、涙は止まりませんでした。
 
そして旦那が
「大丈夫。治るから」
 
とか言うんです。
さっき先生が根治は望めませんと言ったばかりなのに、何言ってんだこいつはとすら思ってしまいました。
 
わたしも発狂して
「さっき先生治らないって言ったじゃん!!聞いてたの?誰のせいでこんなことになってんのよ!あんたのせいでもあるんだからね!今まで1人全部わたしに任せて、自分は好きな時に寝て、ゆっくり起きて!しかも去年は会話もないからとか不倫しやがって!ふざけんな!」
って心の奥にずっと溜め込んでた、旦那へのイライラをそこでぶちまけました(笑)
 
旦那はただ
「ごめん。でも治るから」
 
とかまた言ってました。
 
この時子ども連れて来なくて良かった…と心から思いました。
あの子まで不安にさせてしまったら、わたしもうどうしたらいいのか…
 
と、がん告知までの話、とても長くなってしまいました。飽きましたよね(笑)
次回からは治療のことについてお話したいと思います。

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